森と湖の国フィンランド
フィンンドは欧州連合の中では5番目の面積があり、ヨーロッパ大陸の最北に位置します。フィンランドの国土面積は338,000平方キロで、日本の377,829平方キロよりも、やや小さいと言えます。
フィンランドの環境は、長い間持続してきた国民の環境に対する意識と環境保護のお陰で、思いのほか汚染されていません。他の北欧諸国と共に、フィンランドはEUやその他の国際の場で、より厳格な国際的環境基準を先導的に支持しています。
フィンランドの最も重要な資源は、原材料でもあり、エネルギー源でもある水と木です。氷河期後に形成された無数の湖がフィンランドの特徴的地形であり、沼地や湿地を含めて土地の約10%は水に覆われています。松、トウヒ、樺が主な森林樹木で、植物相としては、最も典型的な白樺を中心に多様な広葉樹林があります。
日本と同じように、フィンランドも四季の移り変わりを楽しみます。短いけれども気温の高い夏と一面雪に覆われる冬のフィンランドを訪れる観光客は年々増えています。
また、フィンランド人の多くが健康、家族、友人、仕事、快適な余暇などを人生における最も重要な要素として考えています。フィンランド人は良く働きますが、いわゆるスローライフの良さを理解しています。家族や親しい友人とのくつろぎも、仕事へのエネルギーを与えてくれます。一年間の休みはおよそ5週間で、学校に通う子供たちには2ヶ月半の夏休みがあります。
余談ですが、お馴染みの「ムーミン」の生まれ故郷はフィンランドです。ご存知でしたか?